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擬態








































近所でもあまり馴染みのない地区や裏路はあるもので、今日はそんなところを探して歩いた。入り組んだりくねったりする路を、似てるようで微妙に違う風景に新鮮さと寒風の痛さを感じながら、三十分の予定が一時間半も放浪してしまった。それというのも歩いてる内に方角がわからなくなったから(端的に言って迷子)だけど、そんなことも楽しいことのひとつと感じながら歩いた。

もっとも一時間くらいも歩くと流石に歩行も弱まり、少し焦って帰り路を探した。確か来る時は太陽に向かっていたから、という単純な方法で今度は太陽を背に歩く。とぼとぼ歩いてやっと見慣れた通りに出ると、ずいぶん陽は傾いていた。ふと眼を落とした先に地元の子(猫)を見つけた。陽だまりを見つけて日向ぼっこをしていたようで、携帯カメラを向けると「挨拶をしろ」と言いたそうに寄って来た。ほっとした。



ちょっと前までは、空と地上は切り離されてると考えていた。(もちろんそうなのだけれど)一枚の絵に切り取ると、空は路上から生えているような気がしてくる。何か繋がっているような一体感がある。それはどんな比喩なのか、と問われてもわからない。綺麗事ではないが、ただ空からの疎外感はわずかながらも失われつつあるように思える。まあせっかくだから良いことだと暗示をかけることにする。

帰宅したら人が来たので撮った数枚の写真を見せた。「路上マニアなのか?」と言われた。たぶん自然豊富な場所で生活していれば、大きな夕空や田舎屋などをせっせと撮るのだろう。自分の生活に近い空間を撮るのを面白がっているだけなのだが、路上マニアというポジションはなかなか気楽でいいなと思った。




2007年冬の記念写真アルバム
をつくりました。ただのイメージ写真ですけど、興味のある方は時間のある時にでもご覧になってください。スライドショー(javascript)にしました。自動で画像が切り替わります。ブログに掲載してない写真もありますが、ビジュアルは極めて荒いです。
写真を並べてみて、いろいろと勉強になりました。写真のことばかりではなく、自分が何に囚われ何が欠けていて何が必要なのか、おぼろげながらもわかった気がします。またいつか違う形でまとめてみたいと思います。

















































































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